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逝きました...... [Life]

家では、「ノルン」と言う名前の飼い猫がいました。
2018年12月25日 1:00~6:00の間に「召されました



ノルンの事はこの記事以来ブログには載せていませんでした。
と言うのも、ここ数年猫の語源の一つと言われる「寝る子」状態で2階で
1日の内98%位は寝ていると言う状態だったので、
ブログに載せるような事が無かったからです。
それまでは、シニアとはいえ宅配便が来た後で、段ボール箱を確認しにきたりとか
それなりに活発に動いていたのですが、もうめっきり2階の嫁さんの椅子とか机の下で
1日中寝ていて、起きてくるのは御飯と水飲みとトイレ位でした。
生年月日は2003年4月18日なので、15歳8ヶ月7日でした。
調べてみると、ほぼ飼い猫の平均年齢位でした。

家で猫を飼おうと思い立ったのは、それまで不妊治療を行っていて
どこかの記事でペットを飼うと、子供が生まれるという事が多いという事を見て
それでは、という事で色々とペットショップ巡りを始めました。
当初は、犬と言う事で探していたのですが、中々決まらずその内に猫も良いなと思い
また、犬の場合は散歩をさせなければならないと言うことでその散歩が結構な負担に
なってくるかも知れないと考え始めました。猫だと、放っておいても結構大丈夫だと
思ったので、途中で猫に変更しました。
しかし、この猫でも中々これといった猫がおらず決まりませんでした。
で、有る時ノルウェイジャンフォレストキャットというのを見かけ
結構良いかもと思い始めました。
そこで、Webで色々と調べたところ、現在は多少知られて来ましたが
その時は今以上に認知度が少なく、珍しい種類であったのとペルシャとかチンチラと
異なり、マズル(鼻の周りの事)がペチャッと潰れていなく、普通の猫の顔だったのが
気に入りました。
Webで調べていたところ、とあるキャッテリーで残ってしまった子がいて
その分、お安くしますよという事を見つけたので早速メールしてコンタクトを
とって、この位でお願いできますか?と問い合わせたところ、良いですよという
返事が来ましたので、早速車で迎えに行きました。東名高速で大体1時間位の所でした。
オーナーさんから猫とキャッテリーについて色々と話を聞いた後、キャッテリーを見学させて
もらい、その後ノルンを受け取り帰ってきました。猫用のバッグに入れていたのですが
あまりに鳴くので嫁さんが一寸開けたところそこから飛び出し、ペダルの下に潜り込んだので
慌てて止まってバッグに戻しました。交通量が少ない道だったので良かったのですが、これが
高速道路とか交通量の多い道路だったら大変でした。しかし、家に着くまでずぅーっと
鳴き続けていました。
嫁さんはそれまでペットを飼った事が無かったので「キャーっ!!」という感じで
それから、ことあるごとにペットショップに行ったり、ネットを探し回って次々と
玩具を次から次へと買ってきて大変でした。
しかし、ノルンは人に触られたらするのが
嫌いな猫だったので、抱っこすると15秒位で尻尾をブンブン振り下ろせと催促したり
両前足を突っ張り、体を剥がそうとしたりしていました。
また、嫁は膝の上に乗ってきてそれを撫でるというのもやってみたいと思っていた
らしく、それらが全て悉く裏切られてたいそうガッカリしていました。
しかし、それ以外ではズゥーット嫁の後追いをしたりしていたので
そこの所は気に入っていたようです。
魚を食べていたりするとねだりにきたり、また、黒糖パンとかチーズとかも食べていると
ねだりに来たりしていましたね。
そんなこんなで、年月が過ぎ、4年位前からすっかり動かなくなってきて
前述のように2階の机周りで1日の大変を寝て過ごすようになっていました。
自分はその部屋で寝ていたのですが、寝床に入った時とか朝方とか自分の枕の横に来て
寝たりとかしていました。

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1週間程前に撮った、自分の枕の横に寝ている様子

夜なんかは布団を開けてみると気が向いた時に布団の中に入ってきて丁度脇の横位で
寝るという事もたまにありました。しかし、せいぜい長くて15分位で出て行ってしまうんですが。
結構、丈夫な猫で殆ど病気らしい病気はしませんでした。ただ、長毛種のためか夏になると
暑いらしくて、首の周りを血が出るまであちらこちらを引っ掻いてしまうというのがありました。
それまでは、窓枠に上って寝そべっていたりしている事が多かったのですが
近所の人がノルンを見て嫁が言うには、「高貴感じのする猫ね」とか「ものすごくゴージャスな猫ね」
「すごく綺麗」「美人」とか言われていたよとか言っていました。
確かに、ローカルな大会ではありますが、ノルンの親は両方とも入賞したり優勝したりして
いた猫だったので、美人猫だったと思います。目の周りはクレオパトララインが入っていましたし。
このクレオパトララインと言うのは、ノルウェイジャンフォレストキャットの評価の高くなる
要素の一つになります。
今年の夏はいつもの夏と少々様子が異なっていました。
例年ですと、夏になると食事量が夏バテするのかガクッと減るのですが今年の夏は
ご存じのように、酷暑と言われるような暑さだったのですが、例年程へらず一寸少ないかな?
と思う位でした。
ところが3週間前位から食事量がかなり減り、毎朝の習慣として自分が起きると餌やりと水やりを
していたのですが、3日~4日位で餌やりという感じでした。
餌を変えたのでそのためかなと思っていたのですが、2週間前位から本当にやせてしまい。
更に嫁さんが最近右後ろ足を一寸引きずるような感じなんだけどと言っていました。
そして、12月24日のクリスマスイブで夕食が終わった後で階段をゴトッ、ゴトッと言う音が
して降りてくるような音がしたので、前述ように足を引きずるような感じと聞いていたので
そのためかと思っていました。
それから、娘がトイレに行こうとリビングのドアを開けたところ、
「お父さん、ノルンがなんか変、直ぐ来て」と言ってきたので、直ぐに見に行ったところ
玄関マットの上にノルンが寝ていて、その様子がいつもと違う事に気がつきました。
直ぐに、水を口元に持って行ったり、バスタオルを掛けて見たのですが、ここにおいておけないと’
思い直ぐにリビングにバスタオルをひきその上に寝かせて、水も直ぐ飲める所において起きましたが
その頃には、もう目をつぶっていて、名前を呼ぶとたまに反応があるという状態でした。
その後、風呂に入ったりして様子を見ていましたが、段々と反応がなく呼吸をする度に
お腹の当たりが動くので、まだ生きているのが解る程度になっていました。

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この時は、まだ何とか水を飲む事ができた

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24日夜、リビングで寝かしている

「ひょっとしたら、もって2~3日位か?」とおもい、ペット用の斎場とか色々調べて
寝たのが大体25日1:00位で次の日起きたら嫁がノルンが死んでいたと行ってきました。
嫁は大体6:00位に起きるので(自分は6:40位)大体その間に息を引き取ったのだと思います。

自分は小さい時からペットを飼っていて、猫は多分合わせて6~7匹位飼っていたと思います。
しかし、その当時はネズミ対策なので家を出たり入ったりと言う飼い方しかも餌はネズミなので
たまに餌をやるという飼い方です。なので死期が近づくといなくなったりしていましたし
高校から大学に入って飼っていた猫は室内飼いだったのですが、一人暮らしを
始めていたので、両親から死んだよと聞かされただけだったので
実際、猫が死んだの見たのは今回が初めてです。

色々と思いますが、ノルンは家に来て良かったのだろうか? 幸せだったのだろうか?
とか、思います。
果たして、自分はノルンにとって良い飼い主だったのでしょうか?


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