Imitation Game [Blu-ray/DVD/CD]
先日、Youtubeでとある動画を見つけて見ていたところ
その中で、紹介されていた映画です。
それは「Imitation Game」です。
みていた動画はEnigma(エニグマ)暗号についての動画です。
Enigmaというのは、名前だけは聞いた事が有るという
方もいるかも知れませんが、簡単に紹介します。
これは、第2次世界大戦中にドイツが使用していた暗号機/暗号のことです。
暗号の強度はかなり高く、ドイツも自信を持っていて
大戦中には破られる事は無いだろうと言われていました。
仕組みは、簡単に紹介しますとローター式暗号機でローターが3つ付いていて
文字をタイプライターのキーボードが付いていてそれを押す事で
入力された文字が1つめのローターで置換され次のローターに入力、
2番目のローターが更に入力された文字を置換し次のローターへ出力
それを更に3番目のローターが置換し反転機へ出力、反転機は入力された文字を反転し
3番目のローター→2番目のローター→1番目のローター→最終的に置換されてた文字が出力される
というものです。(かなりおおざっぱな説明です)
その組み合わせは 初期では3.5×10^6、後期には1.5×10^14 通りになります。
発明は、ドイツ軍では無 くドイツ人発明家でイギリス、フランス、アメリカは解読に
躍起になりますが、なかなか解読する事が出来ませんでしたが、対戦の直前に
ポーランド情報局が解読に成功するも、ドイツ側が暗号強度を上げたため
振り出しに、大戦に突入してからはイギリスが本格的に解読着手
ついに、解読に成功。しかし、ドイツ側に悟られないように厳重に秘匿。
その立役者が、今回の映画に出てくる、アラン・チューリングです。
コンピュータ関係の仕事をしている人は聞いたり、見た事があるかも知れませんが
チューリング・マシンという概念モデルを発表したりしています。
映画はとある家に泥棒が侵入したと近くの家人からの通報に始まります。
ヤードの警官と刑事がその家に向かいますが、その家の男は
何も事件は無いと否定します。
しかし、その男について調べて行くとある容疑が浮かび上がりますが
刑事は何とかして助けようとその男と話をします。
その男こそが、アラン・チューリングその人で
その刑事との話の中での回想から、エニグマ暗号解読の実態が
出てくるという形式を取っています。
暗号解析という事から、チューリング達の軍にいた事は判りますが
何をしていかは一切が消去され、また戦後たしか70年代までは
極秘事項として秘匿されていたようで
チームの業績も一切が無かった事になっていたようです。
この映画は、莫大な費用を掛けた超大作というわけでは
無いようですが、非常に評価が高かったようで
自分も非常に面白くて、良い映画だと思います。
このような映画がもっと増えれば良いなと思います。
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その中で、紹介されていた映画です。
それは「Imitation Game」です。
みていた動画はEnigma(エニグマ)暗号についての動画です。
Enigmaというのは、名前だけは聞いた事が有るという
方もいるかも知れませんが、簡単に紹介します。
これは、第2次世界大戦中にドイツが使用していた暗号機/暗号のことです。
暗号の強度はかなり高く、ドイツも自信を持っていて
大戦中には破られる事は無いだろうと言われていました。
仕組みは、簡単に紹介しますとローター式暗号機でローターが3つ付いていて
文字をタイプライターのキーボードが付いていてそれを押す事で
入力された文字が1つめのローターで置換され次のローターに入力、
2番目のローターが更に入力された文字を置換し次のローターへ出力
それを更に3番目のローターが置換し反転機へ出力、反転機は入力された文字を反転し
3番目のローター→2番目のローター→1番目のローター→最終的に置換されてた文字が出力される
というものです。(かなりおおざっぱな説明です)
その組み合わせは 初期では3.5×10^6、後期には1.5×10^14 通りになります。
発明は、ドイツ軍では無 くドイツ人発明家でイギリス、フランス、アメリカは解読に
躍起になりますが、なかなか解読する事が出来ませんでしたが、対戦の直前に
ポーランド情報局が解読に成功するも、ドイツ側が暗号強度を上げたため
振り出しに、大戦に突入してからはイギリスが本格的に解読着手
ついに、解読に成功。しかし、ドイツ側に悟られないように厳重に秘匿。
その立役者が、今回の映画に出てくる、アラン・チューリングです。
コンピュータ関係の仕事をしている人は聞いたり、見た事があるかも知れませんが
チューリング・マシンという概念モデルを発表したりしています。
映画はとある家に泥棒が侵入したと近くの家人からの通報に始まります。
ヤードの警官と刑事がその家に向かいますが、その家の男は
何も事件は無いと否定します。
しかし、その男について調べて行くとある容疑が浮かび上がりますが
刑事は何とかして助けようとその男と話をします。
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出てくるという形式を取っています。
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極秘事項として秘匿されていたようで
チームの業績も一切が無かった事になっていたようです。
この映画は、莫大な費用を掛けた超大作というわけでは
無いようですが、非常に評価が高かったようで
自分も非常に面白くて、良い映画だと思います。
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