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Bright900 - ツボサン [goods]

先日、IKEAのシェルフ KALLAXを組み立てましたが
扉付きの部分は丁度このコンパートメントを全て嵌め込むように
なっていて、後ろも塞ぐようになってるのでこの背面部分に
穴を空けないとケーブルが通せません。
そこで、ケーブルを通すように穴というかスリットを空けようと
したのですが、ホームセンターや東急ハンズ等加工出来そうな
所からは全て断られたので、自分で加工する事にしました。
初めから加工されていたように仕上げたかったので
まず、角にRを付ける事にし直線部分はヤスリで削って
綺麗に仕上げる事にしました。
以前に、ホームセンターで購入したヤスリセットがあったのですが
一度使用してそれ以降使用しないので廃棄していたので
再度購入する事にしました。
購入に当たり、今回は色々と調べて最終的にツボサンBright900にしました。
このヤスリは目詰まりしないことで有名らしく評価が高かったので
このヤスリとしました。
仕上げ目、中目、粗目と目の細かさが3種類程有ったのですが
専門の加工屋では無いので、有る程度何にでも使えるかなとおもい
中目にしました。

IMG_E5883_20220911.JPG

ヤスリで削れなくなる最大の原因は削った粉で目詰まりする事だそうですが
このBright900は目詰まりを殆ど起こさないそうです。
これはツボサン独自の加工技術によるものらしいです。
このツボサンという会社は呉市にある企業だそうで、ヤスリに関しては
世界でもトップクラスの技術力を持つ企業だそうです。
その他にも呉市にはヤスリで世界的にトップクラスの企業が
数社存在し、更に呉市周辺には金属加工道具とか金属加工については
非常に高い技術力を持った企業が数多く存在するらしいです。
その理由を考えてみると、呉市というと思い浮かべるのは
帝国海軍の海軍工廠があったところですね。
この海軍工廠にはドックや零戦を初めとした海軍の航空機用エンジンを
作っていた工場があったそうです。
特にドックはあの世界最大級の大和型戦艦1番艦「大和」、長門型戦艦1番艦「長門」
最終的に航空母艦として竣工した航空母艦「赤城」(当初は巡洋戦艦)
航空母艦「蒼龍」、巡洋艦「大淀」等名だたる軍艦を建造していたり
損傷した艦の修理、改装等を行っていたので
金属加工に長けていたり、必要な金属加工道具を作っていたので
その時の技術を用いて、今の企業群があるのでしょうね。
ツボサン自体は戦前から会社としては存在してようですが
海軍工廠へ納入とか請け負っていたりしたかどうかは判りません。
話はそれましたが、そんな訳でこのBright900は非常に有名らしいので
購入した訳です。
加工としてはまず、のこぎりで短冊状に切れ目を入れてカッターで切り
角のRの部分は直線部分まではのこで切り、後は切り目の先端をカッターで
切り取りました。
斜めになっている部分から、このヤスリで削っていきました。
まず、三角ヤスリで中心部をRの所まで削り目をいれその後は
平ヤスリで角を削り、丸ヤスリでRの線まで削った後、半丸ヤスリで
整形という方法をとりました。
その後、直線部分は平ヤスリで整形していきました。
出来上がりは、予想よりも遙かに綺麗に仕上がりました。
表面に張ってある、化粧用のビニールの端から剥がれたり
端が残ったりするかなと思いましたが、それもなく
本当に綺麗に仕上がりました。
途中で削れなくなると言うこともなく最後まで削り具合は
落ちませんでした。

IMG_E5884_20220911.JPG

欠点と言えば、ホームセンターで売っているヤスリセットとは
値段が非常に高価であること位ですかね。
でも、性能を考えると仕方ありません。
このヤスリは長く使えるので今度は捨てたりは絶対にしません。

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ツボサン ブライト900 5本組セット 中目 BRST5052

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  • 出版社/メーカー: ツボサン(Tsubosan)
  • メディア: Tools & Hardware



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