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#96803(Dirty Buck) - Alden [Shoes]

#96803(Dirty Buck)です。Aldenではコードバン以外の靴としては
Indy Bootに次いで2足目です。

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Dirty Buckと言えばTrad ファッション(Ivy)の定番アイテムの一つですね。
このDirty Buckについては色々と逸話がありまして知っている人も多いかと思いますが
自分が調べて防備録として残したいので、あえて書いておきたいと思います。

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何故、Dirty Buckというかは
元々、White Buckと言う白いシューズがありプレップスクール(Ivyリーグ)の学生の中で
日本で言う、バンから気質を持つ学生が白いままでは、気恥ずかしいとかイケていないと
思い、汚れたままにしたりわざと汚したりしたところから汚れた(Dirty)Buckと言うことで
広まったようです。そして、それを表現したシューズというところでDirty Buckが生まれました。
Dirty Buckですが、BuckというのはBuck Skinのことで、雄鹿の皮のことです。
よく混同されるのが、発音が似ていることもあり日本ではBuck(雄鹿)がBack(裏皮)と
間違われ裏返した皮と勘違いされます。実は自分も数年前までBackと思っていました。orz
実際は、裏返した皮ではなく、鹿皮は表面に傷が多くそのまま使えないことが多いため
傷の多い表面を剥いで使用するためにスェードが多いとのことです。
これは自分の考えですが、鹿というのは森で暮らすことが多く立木と擦れたり、捕食動物に
襲われた時、逃げ切れたとしても爪の傷が残ったり棘の多い植物の所を逃げたりしたり
また、縄張り争いで雄は角を突き合わせて戦うのでその時の傷が付いたりして
表面には傷が多いのだと思います。
最近は、スェードとかヌバックと言うことが多いですが両者にも違いがあるようです。
スェード:牛より小さい、中小型の動物の皮を使用したもの(鹿、羊、兎、山羊等々)
ヌバック:牛のような大型動物の皮を使用したもの(ほぼ牛一択)
のようです。
Dirty Buckと言えば、自分には思い出があります。
高校の時に、親に言って買ってもらいました。(リーガル製)
履いていると当然踵が減ってくるのですが、そうなるとリペアが必要になります。
確か三越デパートだったと思いますが、靴のリペアコーナーに持って行ったのですが
そこでは、この色の踵はないのでこれをつけましたと言われて見てみると
茶色の踵が付いていて、2色重ねの踵になってしまいそれが恥ずかしくて
それ以来、あまりはかなくなってしまいました。
それもあってなかなか履く機会が無かったのですが
いつも言っている靴屋さんで色々と話す機会があり(その靴屋では行くといつも店主さんと
色々と会話をしています。他のお客さんがいない時は30分近く)
在る時、Dirty Buckの話が出たのでその高校の話をしたところ
店主さんは「うちでは全く同じとは行きませんが、できうる限り同色にして継ぎ目も
目立たないようにリペアしますよ」と更に
「このようなレンガソールの靴は通常の靴に比べて非常に軽いし、見た目も変わりますので
気分が変わって良いかもしれませんよ」とアドバイスを受けました。
そのような事もあってぎりぎり迄悩みましたが、結局その靴屋さんの後押しもあって
Dirty Buckを購入してみました。

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Dirty Buck特有のブリックソール(レンガソール)です。


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シューツリーも併せて購入しました。


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更に、スェード用のブラシも購入


今まで、スェードシューズと言えばクラークスデザートシューズしか持って
いませんでしたので、スェード用の手入れ道具も少しずつ揃えて
履いて行きたいと思います。


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