愛蔵版 銀河英雄伝説I ー 田中 芳樹 [Book]
初出版40周年を記念して、新たに出版された
愛蔵版 銀河英雄伝説Iです。
従来、出版されていた2つの話を1巻に纏めてハードカバーで箱入り
として新たに出版されました。
今回は黎明編と野望編が一冊になっています。
5月から、隔月出版で前7巻です。
本編が5冊と外伝2冊を合わせての計7冊です。
実は、自分は一番最初に出版された、新書版は所有してはいませんが
徳間文庫版、徳間デュエル版、創元文庫版と3種類所有しています。
それと今回の愛蔵版を合わせて4種類となります。
愛蔵版はまだ全て出版されていませんのでコンプリートではありませんが。
愛蔵版は全7巻予約済みです。
銀河英雄伝説を知らない方のために、あらすじをほんの少し。
大体、西暦3400年位に宇宙(銀河系)に進出した人類は
地球対植民惑星系の対立戦争を経て、銀河帝国と自由惑星同盟に分かれ
約150に渡り、戦争を続けています。
そんな中、姉を銀河帝国後宮にとられた、戦争の天才ラインハルト・フォン・ローエングラムが
姉を自分の手に取り戻そうと、幼なじみのジークフリート・キリヒアイスと共に
反逆の意思を胸に秘め、権力を目指します。
それと同時期に自由惑星同盟では魔術師ヤン・ウェンリーが民主主義を守るために登場し
ついに両者は相対します。そして両者の戦いに火ぶたが切られ、銀河の歴史が大きく動き出す
と言う話です。
この中で、人類発祥の地球は歴史の遙か彼方に忘れ去られ歴史の教科書に出てくるような
状態で忘れられた辺境の一惑星となっています。
アニメ化も行われていて、DVDでは確か100巻を超えていたと思います。(通称:石黒版)
そして、3~4年位前から新たに、「Die Neue These(英:The New Theme)」として
最近の言い方ではReboot作品として作られています。
個人的には、両者では良い点、悪い点はそれぞれ存在しています。
銀河帝国については石黒版では、丁度フランスのブルボン王朝風のスタイルですが
Reboot作品では、イギリス ビクトリア王朝風のスタイルとなっています。
これは、Reboot作品の方が良いと思います。
宇宙艦隊戦等の戦いのシーンでは20年程の開きがあるので戦艦のデザイン、動きも
Reboot作品が上回っていると思います。
人物関係では、女性はReboot作品が良いと思います。
(但し、原作自体に圧倒的に登場する女性は少ない)
主なキャラクターではそのキャラクターにより石黒版が良かったり、Reboot作品が
良かったりします。
個人的に好きなキャラクターの中の一人として、銀河帝国側でビッテンフェルトは石黒版が
良いなと思います。その他に思いついた中では、メルカッツ提督(最初は銀河帝国でその後、同盟へ亡命する)は石黒版です。Reboot作品では見た目は単なるおっさんになってしまって非常に残念です。(笑)
全体の話としては、原作自体が長いので石黒版は割と全体を網羅していますが
Reboot作品ではカットしている箇所が非常に多いので
単なる、2人のメインキャラクターの対決になってしまっているので
話が非常に浅い物になっているような気がします。
銀河帝国と自由惑星同盟に分かれるまでにも非常に長い過程があるのに殆ど描かれて
いませんし、ラインハルトとヤンの戦いになるにもその過程があるのですが
あまり、表現がされていません。
今回の本は、原作なのであまり関係がありませんが...
但し、本自体は白いので手垢で汚れそうでうかつに触れません。
汚れを気にすると、本当にコレクターアイテムになってしまいます。
中身のストーリーは文庫本を読むので問題はありませんが
それでは本末転倒になってしまうような気がして
それだけが、気に掛かります。
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愛蔵版 銀河英雄伝説Iです。
従来、出版されていた2つの話を1巻に纏めてハードカバーで箱入り
として新たに出版されました。
今回は黎明編と野望編が一冊になっています。
5月から、隔月出版で前7巻です。
本編が5冊と外伝2冊を合わせての計7冊です。
実は、自分は一番最初に出版された、新書版は所有してはいませんが
徳間文庫版、徳間デュエル版、創元文庫版と3種類所有しています。
それと今回の愛蔵版を合わせて4種類となります。
愛蔵版はまだ全て出版されていませんのでコンプリートではありませんが。
愛蔵版は全7巻予約済みです。
銀河英雄伝説を知らない方のために、あらすじをほんの少し。
大体、西暦3400年位に宇宙(銀河系)に進出した人類は
地球対植民惑星系の対立戦争を経て、銀河帝国と自由惑星同盟に分かれ
約150に渡り、戦争を続けています。
そんな中、姉を銀河帝国後宮にとられた、戦争の天才ラインハルト・フォン・ローエングラムが
姉を自分の手に取り戻そうと、幼なじみのジークフリート・キリヒアイスと共に
反逆の意思を胸に秘め、権力を目指します。
それと同時期に自由惑星同盟では魔術師ヤン・ウェンリーが民主主義を守るために登場し
ついに両者は相対します。そして両者の戦いに火ぶたが切られ、銀河の歴史が大きく動き出す
と言う話です。
この中で、人類発祥の地球は歴史の遙か彼方に忘れ去られ歴史の教科書に出てくるような
状態で忘れられた辺境の一惑星となっています。
アニメ化も行われていて、DVDでは確か100巻を超えていたと思います。(通称:石黒版)
そして、3~4年位前から新たに、「Die Neue These(英:The New Theme)」として
最近の言い方ではReboot作品として作られています。
個人的には、両者では良い点、悪い点はそれぞれ存在しています。
銀河帝国については石黒版では、丁度フランスのブルボン王朝風のスタイルですが
Reboot作品では、イギリス ビクトリア王朝風のスタイルとなっています。
これは、Reboot作品の方が良いと思います。
宇宙艦隊戦等の戦いのシーンでは20年程の開きがあるので戦艦のデザイン、動きも
Reboot作品が上回っていると思います。
人物関係では、女性はReboot作品が良いと思います。
(但し、原作自体に圧倒的に登場する女性は少ない)
主なキャラクターではそのキャラクターにより石黒版が良かったり、Reboot作品が
良かったりします。
個人的に好きなキャラクターの中の一人として、銀河帝国側でビッテンフェルトは石黒版が
良いなと思います。その他に思いついた中では、メルカッツ提督(最初は銀河帝国でその後、同盟へ亡命する)は石黒版です。Reboot作品では見た目は単なるおっさんになってしまって非常に残念です。(笑)
全体の話としては、原作自体が長いので石黒版は割と全体を網羅していますが
Reboot作品ではカットしている箇所が非常に多いので
単なる、2人のメインキャラクターの対決になってしまっているので
話が非常に浅い物になっているような気がします。
銀河帝国と自由惑星同盟に分かれるまでにも非常に長い過程があるのに殆ど描かれて
いませんし、ラインハルトとヤンの戦いになるにもその過程があるのですが
あまり、表現がされていません。
今回の本は、原作なのであまり関係がありませんが...
但し、本自体は白いので手垢で汚れそうでうかつに触れません。
汚れを気にすると、本当にコレクターアイテムになってしまいます。
中身のストーリーは文庫本を読むので問題はありませんが
それでは本末転倒になってしまうような気がして
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