トゥスティールとか踵のリペアとか

先月(昨年末）、靴の踵の修理を行った時に以前はそのような事は無かったのですが
1ヶ月以内であれば、靴を無料で磨くサービスを始めたというので
今月、その無料サービスに出すのと、もう1足トゥスティールを
付けたかったので、持って行ったところ2足とも踵が減って
革部分に達しそうだったので、急遽2足とも踵のリペアとなり
1足は更に、トゥスティール加工となってしまいました。



少々、予算オーバーしました。
踵については、理想は後1mm位で革に達する位でリペアするのが
無駄が無くて良いそうです。
プレーントゥの方が丁度その位で、もう1足のトゥスティール加工が必要な方は
もう少しで、それ位になる程度でした。しかし、また直ぐに出す事になるので
併せて、お願いする事にしました。
出来上がりと同時に、靴磨きもしてもらえるのでそれはそれで都合が
良い事でした。
出来上がりは前回と同様に綺麗な仕上がりです。





持って行った時、あるいは引き取り時に色々とアドバイスとか
してもらえるのですが、特にプレーントゥの靴はサイドがナチュラル仕上げてと言うか
革が何層にもなっているのが分かるような仕上げになっていて
通常はコバインクを付けるのですが、そうなるとこの仕上げが
見えなくなってしまうのでその当たりを聞いて見ました。
自分は、靴磨き時にクリーム(ナチュラル)を塗っていたのですが
これについては、靴職人さんの方でも非常に難しいようで
これで決定というような処理は中々無いようで、
ナチュラルクリームを塗るのが、今のところベターな様です。



後ですね、自慢という訳ではありませんが
自分が持ち込んでいる靴はどれも当たりだそうです。
アメリカのメーカーなので、職人さんによる差が大きいそうで
釘の位置とか、縫い目の間隔とかラインが結構ずれていたり
感覚がばらついていたり、或いは曲がっていたりとか
差が大きいそうです。
自分の靴はどれも綺麗な仕上がりで、当たりですよと
よく言われました。
また、自分ではまだまだで、WebSiteを見るとかなりこって磨いて
いる人からすると不十分かも知れませんが、綺麗に履いていて
手入れも良くて、この調子なら後30年位は履けますよ
お褒め頂きました。





(相変わらず綺麗な仕上がり)
靴のメーカーのグレードはさておいて、自分としては結構な値段の靴なので
何となくほっとした感じです。
取り敢えず、緊急にトゥスティール加工が必要な靴は無いので
後は、ゆっくりと仕上げて行こうと思っています。
また、靴ごとに気の付いた点とか注意事項とか色々メモを
もらえるので、それを参考にしながら履いていきたいと思っています。

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タグ：トゥスティール、踵のリペア