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靴の踵の修理 [Shoes]

購入してから、殆ど毎日のように履いていた訳ではありませんが
靴の踵がすり減ってしまい、いつもの靴屋さんでは無かったのですが
(少々距離があるため)
交通の便の良い、最寄りのデパートの紳士靴売り場のリペアショップに
踵の修理を頼みました。
しかし、何故か踵の減りがかなり早くあっという間に
次の補修に出す時期が来ました。
この靴は、ソールが革なので踵も革なのですが、負担が掛かり
減りやすい部分は、ラバーになっていてこの部分だけを交換すれば
良いようになっているのですが、デパートのリペアショップに出した
時のパーツは殆ど半分以下、下手をしたら約1/3以下の期間で減ってしまいました。
それで、次の交換だなと思って注意していたのですが
朝は別に無事だったのですが、家に帰ってみるとラバーのパーツ部分が完全に
消耗しきって、革の土台部分に達していました。
ガックリきて、しばらくそのままにしておいたのですが、昨年の12月中旬位に
やっとの事で、靴屋さんに補修をお願いに行く事が出来ました。
店主さんは一目見るなり、「ああ、減ってはいけないところまで行っちゃいましたね」
と言いました。
そこで、色々と話を聞いてみると、実はオリジナルの靴は踵のパーツは少し厚めに出来て
いて、普通の補修用のパーツは少し薄いという事。

IMG_E3055_20200110.JPG

次に、このメーカの靴は減り対策にこの部分の中にナット?ねじ?みたいなものが
埋め込んであり、それで減りが遅くなるような工夫がしてあるとの事でした。
そのお店は、オリジナルとほぼ同じ厚みのパーツを使用するという事。
減り対策を優先すると、オリジナルと全く同じでは無いけれど
ナットを埋め込んで同じような加工が出来ますよ。という事でした。
そこで、減り対策を優先してそのような加工を施して貰いました。
その日は、お願いして靴を持って行っただけなのですが
家に帰って、他の靴を見たところ、確かに踵のパーツに小さな穴が2つ程
空いているのが分かりました。
一週間ほどして、靴を受け取りに行ったところ、ご覧の様な仕上がりでした。
踵で革の部分の一番下の部分も併せて交換してくれたようです。
また、ソール部分の手入れと、コバ部分の補修もしてくれたので
底の部分に関しては、すごく綺麗になり、横から見るとほぼ新品状態となりました。

IMG_E3053_20200110.JPG

踵の例のパーツ部分へ埋め込んだナットはご覧の通りです。
ナットが見える穴は、オリジナルよりもかなり大きいのはご愛敬です。
(オリジナルは針の穴程度の大きさ)

IMG_E3057_20200110.JPG

これで、また安心して履く事が出来るようになりました。


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