SSブログ

試験場が新しくなっていました [Life]

今月は5年ぶりの運転免許証の更新月です。
案内を受け取っていたので、早い内が良いと思い早速試験所へ行きました。
と、見えてきたのが見慣れない建物です。

IMG_2892_201911076.JPG
 灰色の建物が昔の試験場

これまた、道路を挟んで向かい側に全く見た事の無い建物が建っていました。
よく見ると、こちらが試験場でした。

IMG_2894_20191106.JPG

混雑を避けるために、早い時間に行ったのですが、もう既に長蛇の列が出来ていました。
端末に免許証を入れ、パスワード(4桁番号)を設定して申請用紙とパスワードの用紙を
受け取り、申請用紙へ記入し、証紙を購入、次に適性検査(視力検査)、そして写真撮影が
終わると、講習です。
一番時間がかかったのが最初の申請用紙の受け取りです。
40分~50分位は掛かったと思います。それ以降は、講習まで10分位です。
講習を終わると、新しい免許証を受け取り部屋の外へ出ました。
そこに、新しい試験場の完成予定図とか空中写真が飾っていて
完成は平成30年らしく、なんと出来て1年位だったのに驚きました。
試験場と言えば、過去の思いが思い出されます。
学生時代のM2の時に、研究室の後輩と色々とあちらこちらに遊びに行ったり、合宿へ
行ったりしていたのですが、(M1の時よりもM2の時の学部生達との方が色々と交流が多かったです)
有る時、バイクで清里へツーリングした事があったのですがその中の1人が750ccのバイクに
乗っていました。その時は、ふーんそうなんだーと思っていたのですが、有る時ふと急に
「そうだ、限定解除だ!!」と思い立ち、挑戦してみました。
現在、オートバイの免許は大型二輪、普通二輪、小型二輪、と分かれていますが
その当時は、名称は自動二輪で、普通二輪に相当するのは免許の所に中型限定と
表記されていて、限定解除というのが一つのステータスでした。
(現在もそうだと思います)
限定解除は現在は、教習所で受験できるようですが、当時は試験場のみでしか
出来ませんでした。(神奈川県だけ?)
早速、申し込み受験です。(ただし、試験日は候補日が指定されその中から選ぶというもので
完全に好きな日という事は出来ません)
受験と言っても、分かる人はいると思いますが、当日は最初からバイクに乗っての
試験では無く、事前審査と言う物があります。
所謂、大型自動二輪の取り回しが出来るかどうかを見る訳です。
審査内容は、まず倒れているバイクの引き起こし、八の字押し、そしてメインスタンド掛けです。
こう書くと簡単な様に思いますが、結構難しくて自分の頃では2桁合格(10回の前半)は普通。
1桁合格は優秀と言われる位で、本審査(バイクの乗車試験)へ行くのはかなり難しかったです。
少しでも、引っかかると落とされ次回という事になります。
まず、引き起こしですが勢いをつけすぎると向こう側へ行ってしまい、倒れなくても失格。
何人かは向こう側へ倒してしまい、当然それも失格です。
次に八の字押しですが、2本の線が8字に書いてありその中で押すのですがそれも線からはみ出たり
してグチャグチャになると、それも失格です。もちろん倒すとそこで終了です。
最後はメインスタンド掛けなのですが、これも意外と難しくまずは上げきれないと失格。
途中で止まっても失格という具合です。
自分の場合は、引き起こし、八の字押しは問題なかったのですが、
メインスタンド掛けが問題でした。
最初の試験は、もう少しで掛けられると言うところで戻ってしまい失格でした。
そこで、先述の後輩に頼んでメインスタンド掛けを練習させて貰ったのです。
彼の乗っているバイクはCB750Fボルドール(だったと思います)で
限定車(カラーリングも白と赤)のはずなので、「お願いしますよ-、倒さないで下さい!!」
と何度も念押しされ後2~3人程、同じ研究室の後輩が付いて、
倒れそうになったら直ぐにサポートに入るという、万全の体制で練習しました。
3~4回程練習したと思います。
(1回につき2時間程、念のため、八の字押しとか、引き起こしも練習しておいたので)
でもですね、市販車と試験場のバイクでは違うのですよこれが。
後輩のバイクはカウルが着いているタイプなので普通の市販車よりも重いのですが
試験場のバイクはかなり古いモデルで(実際に走る事は出来ないもの)、市販車よりは
かなり重いのですよ、これが。(一説には砂がびっちり入っていると言われている位)
後輩のバイクで練習して、万全とはいえませんがほんの少し位の自信を付けて
臨んだ2回目の事前審査です。
ですが、前回と同じくメインスタンド掛けで落ちてしまいました。
スタンドのピークのところで止まってしまったのです。
試験官(多分、交通機動隊員だと思います)「はい、そこまでー」という試験中止の声を聞いて
からちょっとしてメインスタンドが掛かったのですが、もう既に時は遅しでした。

IMG_2893_20191106.JPG
コースはそのまま

ガックリとした気持ちで帰ったのは今でも覚えています。
そうしている内に、修了(学部生では無いので卒業とは言わない)の時が
来てしまったので次の受験と機会を逃したまま来てしまいました。
免許証の更新に来る度に思い出していたのですが、今回はその当時の
建物が無くなってしまっていたのでより強く思い出しました。
今は仮に限定解除出来ても、バイクは買う事は無いのですが(高すぎて)
それでも、ほんの少しですが機会を作って限定解除をしてみたい
という気持ちがあるのですが、どうかなー?という状況です。


人気ブログランキングに参加しています。よろしければクリックをお願いします。


人気ブログランキング
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント